公共料金のクレジットカード払いには、どんなデメリットがあるのか知りたいな。
注意したほうが良いこともあれば教えて!
こんな疑問にお答えします。
書いてる私
○ クレジットカード払い歴20年超の40代主婦です
○ カード払いを習慣にするだけで、毎年5万円以上の現金が手元に届いています
○ 苦手なことが多いですが、”自分に合うやり方”を模索しています
この記事を読むと、公共料金をクレジットカード払いするデメリットや注意点にはどんなものがあるか、具体的にイメージできるようになります。
公共料金とはどんな料金のことかイメージできないなぁ…という方は、こちらの記事からお読みください↓
公共料金のカード払いにはメリットがたくさんあるし、早くスタートしたいなー
気持ちはよくわかりますが、これから公共料金のクレジットカード払いを進める中で、突然の事態に慌てふためくことがないように、デメリットや注意点もあらかじめ知っておきたい…思う方は、ぜひ最後までお読みください♪
公共料金をクレジットカード払いする2つのデメリット
電気・ガス・水道などの公共料金を現金払いからクレジットカード払いに替えるだけで、5つのメリットでお得になることは、こちらの記事でお伝えしました。
今回は、公共料金のカード払いにおける2つのデメリットをお話しします。
やっぱりー。良い面もあれば、悪い面もあるよね。
…と言っても、公共料金をクレジットカード払いすることのデメリットは、カード払いをNGに導くような致命的なものではありません。
メリットもデメリットも知ったうえで、無理なくお得と感じられる支払い方法を選択しましょう。
順番に、わかりやすくお話しします。
① 口座振替割引制度が適用されない
一部の公共料金には、口座振替割引サービスが適用される場合があります。
これは、支払い方法を口座振替に設定するだけで、1回の支払いにつき50円や55円といった一定額が自動的に割引されるシステムです。
もちろん、クレジットカード払いの場合はこの割引は適用されませんから、請求額通りの金額を支払うことになります。でも、その代わりにポイントがもらえて、それを使うことで間接的にお得にすることができます。
どっちを選べばいいんだろ?
どっちがお得?
金額だけで考えると、毎月の利用料金によって、口座振替のほうがお得だったりクレジットカードのほうがお得だったりします。
でも…クレジットカードにはたくさんメリットあるんだよなー。
そうなんです!クレジットカードの場合は、金額面だけでなく、その他にもさまざまなメリットがあります。
それらも含めて、どの支払い方法にすれば自分が納得するお得を感じられるかを、考えましょう。
② 有効期限にはクレジットカードの変更手続きが必要
クレジットカードには、それぞれ3~5年間の有効期限が、券面のオモテまたはウラに表記されています。
この期日を過ぎると、今使っているクレジットカードでカード払いをすることができなくなります。
じゃあ、公共料金もカード払いできなくなるってこと?
そうなんです。一部の事業者は、クレジットカード情報が自動的に更新されますが、多くの場合は自分で新しいクレジットカードに登録情報を変更する必要があります。
…と言っても、たいていは公共サービスの提供元のホームページ上で変更手続きをすることができちゃいます。
それは便利だね!
新しいクレジットカードへの変更手続きは、どのタイミングでやればよいのかなぁ?
期限が切れる1ヶ月程前になると、自動的に新しいクレジットカードが発行されます。(ただし、再度審査が行われるので、問題があり新しいカードが発行されない場合もあります。)
新しいカードが手元に届いたら、それぞれの公共サービスの提供元ホームページにアクセスして、クレジットカード情報を更新しましょう。
ちなみに、クレジットカードの盗難や紛失での再発行と異なり、更新の場合はカード番号は変わりません。有効期限とセキュリティコードが変わるだけです。
口座振替は、口座番号自体が変わることがほとんどないので変更手続きをすることもほぼありませんが、クレジットカードは有効期限切れや盗難・紛失などの際に変更手続きが必要になることがあると、知っておきましょう。
公共料金をクレジットカード払いしたいときの4つの注意点
公共料金をクレジットカード払いしたいときに注意してほしいことを4つお話しします。
① クレジットカード払いに未対応の公共料金もある
現在、多くの公共料金がクレジットカード払いに対応していますが、それでもまだ未対応の自治体もあります。
お住まいの自治体の公共料金がクレジットカード払いできるかどうか、ホームページなどで確認しましょう。
もし未対応の場合は、迷うことなく口座振替や払い込み用紙での支払いを利用しましょう。
それって…もう二度と、公共料金をカード払いしてお得になることはできないってこと?
もう二度と…
そんなに落ち込む必要はありません。ここは、こんなふうに考えてみましょう。
カード払いが選択肢に無いなら、口座振替割引を利用して支払い金額を安くすれば良い!
もし、口座振替割引サービスの対象でなかったら、こんなふうに考えましょう。
これから先の毎月の支払い場面を想像して、口座振替と払い込み用紙払いではどちらが自分にとって無理のない支払い方法かな?
状況が整っていない場合は、無理をする必要はありません!クレジットカード払いでのお得に興味がある方は、他の支払い項目に目を向けることにしましょう。
そうだね!
なんだか公共料金に取りつかれてたけど、ここは割り切るべし!だね。
それに、世の中のキャッシュレス化の流れからして、クレジットカード対応される日も近いかも知れません。
もし、そんなお知らせが届いたら、「お楽しみの元手が増やせるー!ラッキー!」と喜び勇んでカード払いの手続きをしましょう。
② 利用限度額を超えた支払いはできない
クレジットカードには利用限度額(=利用可能枠)があります。限度額を超えてカード払いすることはできません。金額は、クレジットカードを作る際の審査の結果に応じてそれぞれ設定されます。
>記事作成中:利用限度額(利用可能枠)についてわかりやすく説明します
利用可能枠のうち、カード払いに利用した額が埋まり、残りの利用可能額が減っていきます。もちろん、公共料金をカード払いした場合も、その分、利用可能枠の中の利用可能額が減ることを理解しておきましょう。
利用限度額を超えると、そのクレジットカードを使ってカード払いできなくなります。
え!?一生使えないの?
そんなことはありません。毎月1回、クレジットカード会社からの請求に対する口座引き落としがあります。そこで支払った金額分が、利用可能枠の中で空き、再び利用可能額として使えるようになります。
当初設定された利用額が少なくて使いづらく感じる場合もあります。そんなときは、利用可能枠内で公共料金などのカード払いを遅延なく無理なくつづけましょう。
こうして半年ほどクレジットカードの利用実績を作ってから、利用限度額(利用可能枠)を上げたいとクレジットカード会社に伝えることで、審査を経て上限を上げることができるようになります。
③ クレジットカードを変更したら忘れずに手続きをしましょう
紛失や盗難などで再発行した場合は、クレジットカード番号も新しい番号に替わります。
今まで使っていたクレジットカード番号のままじゃ、カード払いができないね。
そのような場合は、公共サービスの提供元ホームページへ行き、速やかにクレジットカードの変更手続きをしましょう。
④ コンビニ等で公共料金をカード払いすることはできません
コンビニでお買い物するときみたいに、
用紙を持ってクレジットカード払いしてもいい?
公共料金をコンビニなどの窓口で支払う場合、クレジットカード払いを選ぶことはできません。
公共料金をクレジットカード払いするには、必ず事前に支払い方法をクレジットカード払いとして登録しておきましょう。
まとめ:公共料金をクレジットカード払いするデメリットと注意点を把握しておこう!
デメリットと言えども、後ろ向きに捉える必要はありません。注意点とともにあらかじめ把握しておいて、いざ該当の事態が起きたら、焦らず対処するようにしましょう。